2007年6月21日木曜日

6/21 第47回一橋人類学セミナー

今年度2回目の「一橋人類学セミナー」を以下の要領で開催いたします。

演題:現代の紛争問題と人類学の接点:研究室を離れて
日時:6月21日(木) 午後4時30分から6時30分
場所:一橋大学東キャンパス東本館大教室
演者:伊藤恵美

発表者からのメッセージ:
 私は一橋大学社会学研究科修士課程在籍中に、平和構築分野で人類学の視点を生かして仕事をしたいという思いから、米国シンクタンクでのインターンやシエラレオネでの調査、英国留学などを通じて自分の専門性を模索してきました。卒業後はナイジェリアの日本大使館での調査員を経て、今後は国連機関で難民支援に携わることになりましたが、今回のセミナーでは私自身の経験をふまえながら現代の紛争問題及び平和構築と人類学の接点についてお話したいと思います

参考情報:
伊藤恵美さんの論文はJapanese Review of Cultural Anthropology (JRCA)のVol. 6 (2005:19-42)に掲載されています。
 Ito Megumi
 Will "Truth" Help "Peace"? : The Truth and Reconciliation Commission in Post-Conflict Sierra Leone

 人類学院生、学部生だけでなく、今回は地球社会専攻の多くの院生の参加を特に期待しています。また、発足したばかりの「平和と和解の研究センター」のメンバーの参加も予定しています。このほか、いつものように、学外で関心のある方の参加も歓迎いたします。皆さんお誘いあわせの上ご参加ください。

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